DUEL:24「七実様秘密日記」<少女革命ウテナ>
怪我のほうは打ち身と深爪程度なんだけど、意識が戻らないの。
DUEL:24「七実様秘密日記」
放送日:1997年9月10日
脚本:比賀昇 絵コンテ:松本淳
演出:高橋亨 作画監督:阿保孝雄
第2部・黒薔薇編(DUEL:14〜DUEL:23)のおまとめエピソード。と見せかけて七実さま(&石蕗)おまとめ回。根室記念館はみんなの心から消えてしまったため、振り返る過去すらもう存在しないのかも。
七実さま観察日記
DUEL:3「舞踏会の夜に」
そういえば、このとき水溶性ドレスをアンシーにプレゼントした黒幕は七実だということ、ウテナたちは知らなかったのですね。石蕗はそんなストイックな彼女の姿をパーティのテーブル下から見守っていました。
DUEL:8「カレーなるハイトリップ」
トラックがゾウに吹き飛ばされちゃったのは石蕗が原因だし、七実がバナナの皮ですってころりんしちゃうのも石蕗のせいでした。ゾウは海を超え空を超えどこまでも七実についてゆく。。?*1
ところでゾウさんっていうとやっぱりわたしはクレヨンしんちゃんを思い出してしまうのですが、なにか関係あったりしますか??中のひと〜
DUEL:4「光さす庭・プレリュード」
もう冗談じゃない!
あの時はわたくしの方が被害者だったでしょ?!
七実さまの声に「ガーガー」音が入ってるのだいすき。そしてはじまる視力検査。
聞こえる。
小さな歯ぎしり。風に揺れるかずら橋みたい。
いいえ。これは海辺のブランコがきしむ音...
(ゾウが見てる。)
生徒会(回想)
そんなとこにいたらおかしいよ。バレバレだよ。
そしてとつじょいい子ぶるウテナ。いるよねこういうズルい子。そんな七実(&チュチュ)の想いは49kgくらい?
作戦その1 DUEL:6「七実様御用心!」
なにこの妄想。
作戦その2 DUEL:16「幸せのカウベル」
七実おちついて!
そんなに興奮するとまた牛になるよ!
今更いうって感じだけど、この牛化した七実、無駄に美化された感じじゃないのがいい。ちゃんと牛だよね。ちゃんと牛ってなんだって話だけど。
あと石蕗は牛になっちゃう。ゾウじゃなかった。
(チュチュのベル)ちんちーん。
と思ったらやっぱりゾウだった。
⇨あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
落下からの目覚めがリアル夢。こういう感じで起きるのあるよね。目覚めた場所にはちゃんと体重計があったり。
⇨や
⇨や
⇨や
⇨や
どうでもいいけど、茎子さんだけ白ソックスを三つ折りじゃなくて伸ばしてるのね。はじめて気づいた。
号外!
王さまの耳はロバの耳!
秘密にしているはずなのになぜかばれちゃうよね。石蕗の日記も、チュチュの正体もアンシーの本音も。今はいろんな考察サイトがネット上に溢れていますからね。
そして少女Cの皮をかぶったおさるは連行されていってしまいましたとさ。にしてもそれってなんて意味ありげな。。
ウッキー!!
もう、おしまーい。
なんだけど、わたしは過去に生きる人間なのでちょっと振り返らせてください。
⇨8. 疎外(alieation)
暁生のフィアンセさん香苗との決闘。花瓶。
単に「アンシーが不気味だ」というだけならまだよかったのかもしれません。ほんとの問題は、彼女がアンシーと暁生との間に"何か"あるってことを察知していたってことなのでしょう。そしてその"何か"を自分は知る術もないってこと。
⇨9. 執着(attache)
梢ちゃん×幹の剣。ミルクセーキ。
なるほど〜これは愛の物語ではなく、執着のお話だったんですね。梢ちゃんから幹への執着と、幹から梢ちゃんへの執着。その応酬。それが"歪んだ愛"という形になってあらわれる。歪んだ愛とは、もはや愛ではないのかもしれないです。
⇨10. 嫉妬(jalousis)
高槻枝織×樹璃との決闘。文鳥。
樹璃への嫉妬や劣等感、ある種の独占欲。
⇨11. 焦燥(impatience)
石蕗×七実との決闘。ハニワとチョコレート。
はやく大人になりたいという子供らしい焦り。「知りたいけど知りたくない」っていう七実の焦れったい思いも、また焦燥と呼べるのかなと思います。
⇨12. 限界(limite)
若葉×西園寺との闘い。葉っぱの髪飾り。
この決闘の名前がなぜ"限界"なのかというのは、ちょっといろいろ考えてしまう。若葉の輝きの限界。西園寺との恋愛や、叶えられる自分の理想像の限界。または我慢の限界。あとはウテナが若葉にしてあげられることの限界。などなど。
⇨13. 依存(dependance)
茎子さん×冬芽との決闘。相合傘。
冬芽という"王子さま"への依存。七実という"王女さま"への依存。また、自身の"家来"という立ち位置にも依存しているのかなと思いました。お姫さまになることへの諦めと、家来であり続けるお芝居。でもそれをアンシーのいうように、冬芽のためにやっているのだとしたら、彼女はすっごく強いし、同時に愚かだとも思う。わたしには彼女の気持ちがあまり上手に受け取れません。
⇨14. 自覚(conscience)
御影草時(根室教授)。時子と馬宮の写真。
人々の心の闇を自覚させること。そして自分の心の闇を自覚すること。御影のお仕事はまさにそれ。感情なんてなく、計算機のように淡々と生きてきた彼だったのに、この悲劇的な結末。御影は自らが目覚めさせた多くの闇の犠牲となり、火葬されました。世界の柩から脱出することなく。昔の話にすがる大人には言い訳が似合う。
LA BANDE
ここがわたしとウテナさまの新しい部屋です。
第3部・暁生編のはじまりです。きゃー。わくわく。